こんなオサレなクラリネットは如何でしょう(o'ω'o)? ~大人のシャンパンゴールド編~
皆様、新年度を迎え、いかがお過ごしでしょうか?
Klangも皆様から支えられ、5年目の春を迎えております。
最近ブログの更新もめっきり減ってしまい、「ホントにここは仕事してんのか( ゚Д゚)ゴルァ!!」とのご批判もありそうですが、
ちゃんと仕事はしています。ただ、ご報告が遅いだけです_| ̄|○
そんなわけで、こちらの仕事も随分前のお仕事ですが、春らしく景気の良い記事にしたくて、こちらの修理を記事にすることにしました。
楽器はクランポンE13。
お客様が学生の頃に買っていただいた思い入れのある品で、これからも大事に使っていきたいと、メッキ再施工の依頼を受けました。


近くに寄った写真だと、そこそこ各部にメッキの疲れが見えます。
ただ、ひどくくたびれる前に持ってきていただいたので、金属の加工は大幅にしなくても大丈夫そうです。
どんな仕様にするか、当方にある中古マウスピースのメッキを参考に、いろいろと検討した結果、お客様が一番気に入られたのが『シャンパンゴールド』です。
どんな色かは後で記事に写真で出てきますが、写真でもなかなか伝わりにくい色です。
言葉で説明が難しいですが、
・24Kゴールドよりも淡い色
・遠目では主張が少な目の色
・でも近くで見ると、(*'∀'人)ワォ☆シャレオツー!
白のスパークリングワインに似た色からこういう名称で呼ばれていますが、とにかく大人の色香漂う逸品です。
そんなわけで、お話もまとまり、有難く仕事を進める運びと相成りました。
早速分解です。

分解が終わったら、下地をしっかりと作るため、くたびれているメッキを剥離します。
剥離から帰ってきた姿です。

一個一個丁寧に磨き上げをしていきます。
金属の形状修正が必要な場合、そちらもしていきます。





こうしてキイの下地作りが出来たら、初めてメッキに出します。
これも何度か記事の中で書いていますが、汚い状態でもメッキを掛ければ綺麗になると勘違いされている方時々もいらっしゃるので、説明致しますが、メッキを掛ける上で一番大事になるのが、この下地作りです。
荒れてボコボコになった下地のままメッキを掛ければ、そのままボコボコが浮き上がって目も当てられません。
実際今でも気をつけて下地を作ってメッキに出しても、下地の不良がメッキが終わって帰ってくると露わになって目だってしまい、もう一度下地を作って再メッキということが稀にあります。
メッキも化粧と一緒で、下地のお肌が綺麗でないとノリが良くありません。
なので、一番時間をかけるのも、この作業なのです。
こうしてメッキが帰ってきました。
美しい(*´Д`)/ヽァ/ヽァ・・


そうそう、管体木部も、汚れなどを全て取り除いてキレイにリセットします。
この際に使うのが、当方で開発したKlangマルチクリーナーです。
音孔などにこびりついた汚れが、しっかりと簡単に除去できるため、大変重宝します。
参考動画はこちら
但し、管体全部に使った場合は、管体の油分などが落ちてしまうので、入念にオイル処理をします。(管体外・中ともに)

さあ、全ての下処理がおわったら、いよいよ組み上げです。

ポストも一個一個元通りに組んで、バネも新しいものに変えていきます。
ここからは、普通のオーバーホールです。

さあ、完成しました。
写真をご覧ください。







どうですか?このシャレオツな色味!
写真だけでお伝えできないことがたくさんありますが、実物はもっとキレイに妖しく奏者を魅了します。
この写真をお見せして、他のプレイヤー様からも、同じ仕様にしてほしいと、ご依頼を頂きました。
有難いことです。。・゚・(ノД`)・゚・。
今回クラリネットでの施工でしたが、オーボエキイ、サックスネックなどでも、同様の施工が可能です。
他の奏者と違った、一歩先行く仕様にしたいという方、是非Klangまでご依頼ください。
皆様からのご依頼お待ちしております。
ではまた(^^)/~~~
Klangも皆様から支えられ、5年目の春を迎えております。
最近ブログの更新もめっきり減ってしまい、「ホントにここは仕事してんのか( ゚Д゚)ゴルァ!!」とのご批判もありそうですが、
ちゃんと仕事はしています。ただ、ご報告が遅いだけです_| ̄|○
そんなわけで、こちらの仕事も随分前のお仕事ですが、春らしく景気の良い記事にしたくて、こちらの修理を記事にすることにしました。
楽器はクランポンE13。
お客様が学生の頃に買っていただいた思い入れのある品で、これからも大事に使っていきたいと、メッキ再施工の依頼を受けました。


近くに寄った写真だと、そこそこ各部にメッキの疲れが見えます。
ただ、ひどくくたびれる前に持ってきていただいたので、金属の加工は大幅にしなくても大丈夫そうです。
どんな仕様にするか、当方にある中古マウスピースのメッキを参考に、いろいろと検討した結果、お客様が一番気に入られたのが『シャンパンゴールド』です。
どんな色かは後で記事に写真で出てきますが、写真でもなかなか伝わりにくい色です。
言葉で説明が難しいですが、
・24Kゴールドよりも淡い色
・遠目では主張が少な目の色
・でも近くで見ると、(*'∀'人)ワォ☆シャレオツー!
白のスパークリングワインに似た色からこういう名称で呼ばれていますが、とにかく大人の色香漂う逸品です。
そんなわけで、お話もまとまり、有難く仕事を進める運びと相成りました。
早速分解です。

分解が終わったら、下地をしっかりと作るため、くたびれているメッキを剥離します。
剥離から帰ってきた姿です。

一個一個丁寧に磨き上げをしていきます。
金属の形状修正が必要な場合、そちらもしていきます。





こうしてキイの下地作りが出来たら、初めてメッキに出します。
これも何度か記事の中で書いていますが、汚い状態でもメッキを掛ければ綺麗になると勘違いされている方時々もいらっしゃるので、説明致しますが、メッキを掛ける上で一番大事になるのが、この下地作りです。
荒れてボコボコになった下地のままメッキを掛ければ、そのままボコボコが浮き上がって目も当てられません。
実際今でも気をつけて下地を作ってメッキに出しても、下地の不良がメッキが終わって帰ってくると露わになって目だってしまい、もう一度下地を作って再メッキということが稀にあります。
メッキも化粧と一緒で、下地のお肌が綺麗でないとノリが良くありません。
なので、一番時間をかけるのも、この作業なのです。
こうしてメッキが帰ってきました。
美しい(*´Д`)/ヽァ/ヽァ・・


そうそう、管体木部も、汚れなどを全て取り除いてキレイにリセットします。
この際に使うのが、当方で開発したKlangマルチクリーナーです。
音孔などにこびりついた汚れが、しっかりと簡単に除去できるため、大変重宝します。
参考動画はこちら
但し、管体全部に使った場合は、管体の油分などが落ちてしまうので、入念にオイル処理をします。(管体外・中ともに)

さあ、全ての下処理がおわったら、いよいよ組み上げです。

ポストも一個一個元通りに組んで、バネも新しいものに変えていきます。
ここからは、普通のオーバーホールです。

さあ、完成しました。
写真をご覧ください。







どうですか?このシャレオツな色味!
写真だけでお伝えできないことがたくさんありますが、実物はもっとキレイに妖しく奏者を魅了します。
この写真をお見せして、他のプレイヤー様からも、同じ仕様にしてほしいと、ご依頼を頂きました。
有難いことです。。・゚・(ノД`)・゚・。
今回クラリネットでの施工でしたが、オーボエキイ、サックスネックなどでも、同様の施工が可能です。
他の奏者と違った、一歩先行く仕様にしたいという方、是非Klangまでご依頼ください。
皆様からのご依頼お待ちしております。
ではまた(^^)/~~~
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