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こんなこともやってます。 マウスピース再生 ~黒ルテニウム はじめました~

更新御無沙汰しておりました。

今回は日常的にやっている、割と依頼の多い内容の仕事だったけど、いままでここで紹介していなかった。
そんな内容をご紹介したいと思います。

今回依頼のお仕事は、30年程前に、中学1年生の時に買ったマウスピースを、未だにほぼメインで使用されていて、
メッキもだいぶくたびれてきていて、キズなどもだいぶ甚だしくなっているものの、この当時のものと現在の同じ型番のマウスピースとでは、リムなどの形状が違うために、このマウスピースを再生できないかとの内容でした。

もう1本も、同じくらいの年代の型番違いですが、同じくらいのくたびれ具合です。中古で手に入れて、こちらは色違いにするという内容です。

よく見ると、リムトップにもアタリがあって修正が難しいですが、慎重に作業を進めていきます。
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まずは、メッキの下の層まで、粗削りをします。こうすることで古いメッキを除いて荒れた下地を整えます。
特にリムとシャンクは、形状の変更があまりなされないようにしていきます。
ここまでが粗削りの工程です。
20150305_112256.jpg

続いて、荒磨きです。
前の工程での傷をここで磨いて滑らかにしていきます。
ここの工程で下地の状態がほとんど決まります。
20150305_112331.jpg

続いて仕上げ磨きです。
左が荒磨き、右が仕上げ磨き後です。伝わりますか(o'ω'o)?
ここで気になったキズや修正個所は、前の工程に戻って修正です。
20150305_115936.jpg

ということで、2本ともメッキ前の仕上げ磨きが完了しました。
リムにあったアタリやキズも綺麗に修正されました。
ここまでやって、初めてメッキに出荷できるようになります。
20150305_121223.jpg
20150305_121337.jpg

そんで、メッキから戻ってきた姿がこちらです。
中古で入手した方が、黒ルテニウム(左)、メインで使用していた方がリムピンクゴールド+ボディシルバー(右)です。
こうなると、ほとんど新品です。
ある意味では、新品より下地の磨き込みの精度を上げているので、新品よりキレイです。
20150314_150903.jpg

お客様に引き渡した際には、かなりご満足いただけた様子で、その夜マウスピースを眺めながら酒を飲んだとの嬉しいご報告を頂きました。
その後もこのお客さんからは、また別のマウスピースを持ち込んで頂きました。有難いことですヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪




マウスピースはもともとの状態によってメッキ作業の金額が大幅に変化します。
作業時間がそのまま金額に反映されるので、今回のようなレベルだとそれなりの金額になってしまいますが、少々のシャンクキズくらいなら、案外お安く出来たりします。

ここで紹介した以外に様々な仕上げ(ピンクGP、グリーンGP、シャンパンGP、アンティークGP、プラチナetc・・・・)が可能です。
色見本を見たい方は、当工房まで来ていただければ、様々な仕上げの中古再生マウスピースがありますので、是非ご来店下さい。
もちろん販売しております。中には貴重なマウスピースもありますよ(o^―^o)



楽器店様からの下請けも行っております。ご依頼の際にはホームページからメール・お電話などでご依頼ください。

皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。m(_ _)m

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プロフィール

klangbrass

Author:klangbrass
管楽器修理工房Klangへようこそ!
当方は秋田県秋田市で管楽器修理工房をしております。
難しいと思われていたキイの再生などが得意です。
金管・木管問わず修理を受け付けていますのでご連絡ください。
打楽器修理(ティンパニ修理等)も致しております。

HPアドレスhttps://www.klangbrass.net
下記のリンクの欄からご覧ください。
工房の場所や情報、また中古楽器情報も掲載しています。

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