コルネット再生 ~魅惑の2トーンカラー編~
またサボリました。久々の更新です。
今回はコルネットの再生記事をお届けします。
木管の修理が多い当工房ですが、たまにこんな金管修理もやってきます。
当工房のお得意様の所有の楽器で、ヤマハのYCR6335という海外モデルで、抜差し管などの仕様が違うちょっと珍しいモデルです。(ちなみに国内仕様はYCR6330というモデル)
アメリカのサイトで入手した楽器で、そのまま当工房に持ち込んで頂き、シルバー+ピンクの2トーンにしてほしいとのご要望でした。
入庫した時はゴールドプレートが施されておりましたが、下地の具合がよくないことから、ある程度使用されてから後掛けでゴールドプレートをした様子です。この下地もきれいに整えないといけません。
また、ベルの支柱の下などに大きなヘコがあったりしたため、ベルは分解して再生していきます。

ベルはまずヘコの修正からスタートです。変形した部分をハンマーとローラーで、トントンコロコロ・・・・
地味です (*´-д-)フゥ-3

次に、ハンダ修正の跡があった抜差し管の再修理です。
抜差しの並行などがあまりきちんとした状態ではなくなっていたので、ここもハンダ分解をして、きちんと並行を取り戻します。
これで抜差しがスムーズになりました。(d゚ω゚d)♪

さて、いよいよ磨きに入ります。
本体・ベル・パーツと、しっかり磨いていきます。


この磨きの作業はやる程に奥が深いもので、使う布の大きさ、厚み、種類、使う研磨剤、また機械の回転数などが深く絡んでいて、それにより作業効率・仕上がりが大幅に変わってきます。
いまやっている作業方法が、正解かと思ってやっていますが、もう何か月か何年かしたら、もっといいやり方が見つかるかもしれません。また、そうしたものを見つけた時の喜びも大きいです。
これだから、この仕事辞められないんです。
さて、これで磨きが完了し、ベルと本体の装着も完了しました。
ここまでくれば、メッキへと出荷が可能になります。



ベルの支柱下のヘコもすっかり綺麗になりました(∩´∀`)∩♪


ようやくメッキが戻ってきました。
パーツはピンクゴールド、本体はシルバープレートです。
組み上げ前の写真です。横に撮ったはずなんですが、縦に写真がアップされてしまいます。
そこはご容赦下さい。ではどうぞ↓



パーツを組んで、ピストンの調整をして完成です。
色のコントラストが良いですね Σd(゚∀゚d)イカス!
また、指が触れる部分の、サビなどによる変化が発生しにくいのもこの仕様にする大きな意味でもあります。



今回ピストン軸の仕様もピンクにしたいとのことで、ここはBuzzのブラスステムを採用しました。
オリジナルのアルミステムではメッキが乗りませんので、サウンドの変化とルックスにこだわる方は、ここの部分の変更もおすすめします。
今回のような修理をご希望の方は、金額も大きくかかりますが、自分だけの一本を作ることが可能になります。
特に、新品の楽器をゴールドなどに作り変えるのは比較的楽にできます。
このような仕様の楽器を作りたい方は、是非ご相談下さい。
お問い合わせは、メールtomo09010667095@yahoo.co.jpか電話018-839-4232までご連絡下さい。
また、ご来店希望の方は、こちらを参照してください。
また、頑張って更新いたします。
ではまた(^^)/~~~
今回はコルネットの再生記事をお届けします。
木管の修理が多い当工房ですが、たまにこんな金管修理もやってきます。
当工房のお得意様の所有の楽器で、ヤマハのYCR6335という海外モデルで、抜差し管などの仕様が違うちょっと珍しいモデルです。(ちなみに国内仕様はYCR6330というモデル)
アメリカのサイトで入手した楽器で、そのまま当工房に持ち込んで頂き、シルバー+ピンクの2トーンにしてほしいとのご要望でした。
入庫した時はゴールドプレートが施されておりましたが、下地の具合がよくないことから、ある程度使用されてから後掛けでゴールドプレートをした様子です。この下地もきれいに整えないといけません。
また、ベルの支柱の下などに大きなヘコがあったりしたため、ベルは分解して再生していきます。

ベルはまずヘコの修正からスタートです。変形した部分をハンマーとローラーで、トントンコロコロ・・・・
地味です (*´-д-)フゥ-3

次に、ハンダ修正の跡があった抜差し管の再修理です。
抜差しの並行などがあまりきちんとした状態ではなくなっていたので、ここもハンダ分解をして、きちんと並行を取り戻します。
これで抜差しがスムーズになりました。(d゚ω゚d)♪

さて、いよいよ磨きに入ります。
本体・ベル・パーツと、しっかり磨いていきます。


この磨きの作業はやる程に奥が深いもので、使う布の大きさ、厚み、種類、使う研磨剤、また機械の回転数などが深く絡んでいて、それにより作業効率・仕上がりが大幅に変わってきます。
いまやっている作業方法が、正解かと思ってやっていますが、もう何か月か何年かしたら、もっといいやり方が見つかるかもしれません。また、そうしたものを見つけた時の喜びも大きいです。
これだから、この仕事辞められないんです。
さて、これで磨きが完了し、ベルと本体の装着も完了しました。
ここまでくれば、メッキへと出荷が可能になります。



ベルの支柱下のヘコもすっかり綺麗になりました(∩´∀`)∩♪


ようやくメッキが戻ってきました。
パーツはピンクゴールド、本体はシルバープレートです。
組み上げ前の写真です。横に撮ったはずなんですが、縦に写真がアップされてしまいます。
そこはご容赦下さい。ではどうぞ↓



パーツを組んで、ピストンの調整をして完成です。
色のコントラストが良いですね Σd(゚∀゚d)イカス!
また、指が触れる部分の、サビなどによる変化が発生しにくいのもこの仕様にする大きな意味でもあります。



今回ピストン軸の仕様もピンクにしたいとのことで、ここはBuzzのブラスステムを採用しました。
オリジナルのアルミステムではメッキが乗りませんので、サウンドの変化とルックスにこだわる方は、ここの部分の変更もおすすめします。
今回のような修理をご希望の方は、金額も大きくかかりますが、自分だけの一本を作ることが可能になります。
特に、新品の楽器をゴールドなどに作り変えるのは比較的楽にできます。
このような仕様の楽器を作りたい方は、是非ご相談下さい。
お問い合わせは、メールtomo09010667095@yahoo.co.jpか電話018-839-4232までご連絡下さい。
また、ご来店希望の方は、こちらを参照してください。
また、頑張って更新いたします。
ではまた(^^)/~~~
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