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トロンボーンスライドレシーバー再生

いつもご覧いただいている方々、毎度ありがとうございます。
また、初めてご覧になった方々、ようこそいらっしゃいませ┏○ペコ

今回も、8月頃の仕事を今頃アップしております。小出し小出しでしか記事を作れず、このブログを楽しみにしていらっしゃる方(がいればの話ですが)には、ご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m

ところで、今回のお仕事は、初めての海外からの依頼でした。依頼主の方はトルコ在住の日本人プレイヤーさんで、トルコのコジャエリ(イスタンブールのほど近く)大学でトロンボーン講師をされている、プロプレイヤーです。
この度、当方のHP・ブログをご覧になり、ここなら自分の楽器を治せるかも?とお感じになられ、数ある工房から、当方にご依頼をいただきました。まことに有難いことです。

なかなかの大仕事でしたが、楽しい仕事でもありました。まずはビフォーの写真からご覧ください。
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手が触れる部分は面荒れが発生していて、かなりボロボロになってきています。
送られてきた楽器の写真を見て、部品交換を提案したのですが、この楽器の音が気に入っているので、同じ素材を使って作り直してほしいという依頼を受けました。
というわけで、この状態から再生する方法をとることにしました。
がんばるぞィョッシャ━( p`д´)q━!!


まずはパーツごとにバラバラにしていきます。後で組み直しをするため、きれいに分解をしていくのに神経を使います。
ラッカーコゲもほとんどなく、うまいこといきました。
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分解したらラッカーの剥離をして、面の再生をしていきます。削りすぎずに全体を慣らしていくのが修正のキモです。
薄くなった分は、後程厚メッキをかけて厚みを稼いでいきます。
20140725_115914.jpg

写真の右のパーツが仕上げ磨き前、左が仕上げ磨き後です。光り方の違いが伝わりますか?
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全体が磨きあがった、メッキの前の姿です。
ここまでしておけば、メッキ後もきれいに仕上がります。
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メッキが上がって来たら、楽器をハンダ付けして組み直しをします。
これもなかなか綺麗に仕上げるのが難しいんです。
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ボロボロに溶けていたパーツが綺麗に再生されました。
今回の修理では、再生面の持ちを良くするために、メッキの厚みを通常の2倍しています。これにより削った分の厚みもメッキで稼げています。
こうした厚メッキの仕様は、木管のキイなどでも採用することが可能です。

ご依頼主の方が、お盆の帰省に合わせて帰国した際に、完成した楽器の引き取りに、わざわざ秋田までご来店下さいました。
仕上がりをとても喜んで頂き、こちらもとても嬉しかったことをよく覚えております。

今回の仕事を通して、こうしたプレイヤーさんとも繋がることができたということが、とても大きな出来事でした。
またのご来店を、心よりお待ちしております。

また、この記事を見てご興味を持たれた方は、是非当方までお問い合わせくださいm(_ _)m

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プロフィール

klangbrass

Author:klangbrass
管楽器修理工房Klangへようこそ!
当方は秋田県秋田市で管楽器修理工房をしております。
難しいと思われていたキイの再生などが得意です。
金管・木管問わず修理を受け付けていますのでご連絡ください。
打楽器修理(ティンパニ修理等)も致しております。

HPアドレスhttps://www.klangbrass.net
下記のリンクの欄からご覧ください。
工房の場所や情報、また中古楽器情報も掲載しています。

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