サックスネック延長大作戦
またまた更新をサボっておりました。
気が付いたら、この作業をしていたのは8月なのに、アップしているのは10月、背中にストーブを背負いながらの書き込みという事態になっております・・・・・
ネタはあるんですが、、、、もう少し更新を頑張ります。゚(PД`q。)゚。
さて、今回はアルトサックスのネックの修正です。
ご依頼のお客様は、クランポンのS1を長年使われてきたのですが、どうしてもピッチが高くてコントロールしきれないので、ネックを1センチほど長くできないか(*゚Д゚) ?との依頼を頂きました。
ネックを長くするといっても、引っ張って伸ばすわけにもいかないので、継管を製作して、ハンダ付けして、延長する作戦をとりました。
その他に、キイの部分メッキとネックのゴールドプレートも一緒に依頼があったので、そちらも同時に作業を進めます。
まずは、ラッカーの剥離からスタートです。

そして、機械を使って、真鍮棒を正確に削っていきます。
特にネック先端に差し込む部分と、外径の部分で段差ができないように精度よく作ることが大事になってきます。

こんな感じに仕上がりました。
差し込んでみたら、寸法通りピッタリです。これで部品はハンダ付けします。



あとは、キイやネックを磨いてメッキに出荷です。
キイはこの時にキズや表面の荒れなどを修正します。

そして、メッキが帰ってきました。
ネックもいい感じに部品と一体化しています。
あとはタンポ、キイコルクなどを取り付けていって、組み込み・調整をして完成です。


highキイとOctキイのメッキ上がりの写真です。実物はもう少し色の違いが感じられます。
テッカテカの仕上がりです。

右手キイ裏のキイガードです。
ちなみに、さっきのキイと、このキイガードは、ゴールドプレートの下地にニッケルメッキを仕込んで、耐久性を上げています。

ネックの完成写真です。
キズも取れて新品同様になりました。


この修正で特に中音域でのピッチの安定感が増しました。マウスピースの入りしろも、いいところになりました。
こうした修正は、吹き手の方との入念な確認が必要となりますので、遠方の方でもご来店をお願いすることになります。
いわゆる改造の部類に入る修理なので、こうした類の修理・調整をご希望の方は、是非ご予約の上ご来店をお願い致します。
気が付いたら、この作業をしていたのは8月なのに、アップしているのは10月、背中にストーブを背負いながらの書き込みという事態になっております・・・・・
ネタはあるんですが、、、、もう少し更新を頑張ります。゚(PД`q。)゚。
さて、今回はアルトサックスのネックの修正です。
ご依頼のお客様は、クランポンのS1を長年使われてきたのですが、どうしてもピッチが高くてコントロールしきれないので、ネックを1センチほど長くできないか(*゚Д゚) ?との依頼を頂きました。
ネックを長くするといっても、引っ張って伸ばすわけにもいかないので、継管を製作して、ハンダ付けして、延長する作戦をとりました。
その他に、キイの部分メッキとネックのゴールドプレートも一緒に依頼があったので、そちらも同時に作業を進めます。
まずは、ラッカーの剥離からスタートです。

そして、機械を使って、真鍮棒を正確に削っていきます。
特にネック先端に差し込む部分と、外径の部分で段差ができないように精度よく作ることが大事になってきます。

こんな感じに仕上がりました。
差し込んでみたら、寸法通りピッタリです。これで部品はハンダ付けします。



あとは、キイやネックを磨いてメッキに出荷です。
キイはこの時にキズや表面の荒れなどを修正します。

そして、メッキが帰ってきました。
ネックもいい感じに部品と一体化しています。
あとはタンポ、キイコルクなどを取り付けていって、組み込み・調整をして完成です。


highキイとOctキイのメッキ上がりの写真です。実物はもう少し色の違いが感じられます。
テッカテカの仕上がりです。

右手キイ裏のキイガードです。
ちなみに、さっきのキイと、このキイガードは、ゴールドプレートの下地にニッケルメッキを仕込んで、耐久性を上げています。

ネックの完成写真です。
キズも取れて新品同様になりました。


この修正で特に中音域でのピッチの安定感が増しました。マウスピースの入りしろも、いいところになりました。
こうした修正は、吹き手の方との入念な確認が必要となりますので、遠方の方でもご来店をお願いすることになります。
いわゆる改造の部類に入る修理なので、こうした類の修理・調整をご希望の方は、是非ご予約の上ご来店をお願い致します。
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