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いよいよ大物 バスクラオーバーホール その2

さてさて、前回からの続きです。
下の写真はキイポスト(キイを支えている柱)で、これも一個一個丁寧に磨きを入れていきます。
この手の部品、数えてみたら、90個近くありました。これだけでも1日仕事です。゚(。´ノω・`)゚。ウウゥゥ
一個でも部品が無くなると大変なことになるので、神経を使います。
20140328_104343.jpg

キイも数えたら50個近くありました。LowCの楽器になると部品点数が格段に増えていきます。
今回特に長いキイのロッド部分が苦労した感がありました。
磨きが終わって、出荷前のお姿です。まだメッキは終わってません。
過去記事で再三書いておりますが、メッキの前の下地作りが何より重要です。そのために膨大な時間を費やすため、メッキ修理は値段が張ってしまうのです。
メッキ修理を依頼される方には、是非ご理解を頂きたいところです。(;´・ω・)
20140411_144649.jpg

そんなこんなで、メッキが終わって部品が帰ってきました。
今回はポスト・リングがピンクゴールド、キイがシルバーで仕上げました。
20140411_141915.jpg
20140411_144621.jpg

ネックはピンクゴールドです。ベルもきれいになりました。
20140411_141905.jpg

全体の写真です。バスクラの部品でないもの(フルートキイ)も写っています。
フルートのメッキ修理も並行してやっていたもんで。
20140411_141857.jpg

いよいよ組み上げに入ります。
今回上管は割れの状態がひどかったため、管体そのものを新品に交換しました。
ヤマハの場合は、あまりにも割れがひどくなってしまった場合は、パーツとして調達ができる上、最終の金額が修正よりも安くできたりするので、おすすめです。
20140419_102207.jpg

ポストを立ててバネを入れていきます。
このポストを立てる作業がなかなかのパズルです。
一応メッキ前にポストの順番を考えて鈴掛けするのですが、戻す時に(*´-ω・)ン?となるときもあります。
バネ穴の位置や、キイシャフトの方向、長さなどから、総合的に判断して、もとの位置に寸分違わず戻していきます。
20140421_164142.jpg

キイの借り組みをするところですが、メッキでキイシャフトが通る穴が狭くなっているため、リーマーという工具で穴を整え直していきます。
ブレが少なく、なおかつ軽快なアクションのためには、この作業が大事です。
でも、この工具が高いんだなー。゚(PД`q。)゚。
20140420_084632.jpg

だいぶ途中経過をはしょってしまいましたが、何はともあれ完成です。
20140424_174515.jpg
次回の記事で、細かくアップも多めで、完成写真をお披露目していきますので、また是非ともご覧ください。
では(´Д`)o尸

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klangbrass

Author:klangbrass
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当方は秋田県秋田市で管楽器修理工房をしております。
難しいと思われていたキイの再生などが得意です。
金管・木管問わず修理を受け付けていますのでご連絡ください。
打楽器修理(ティンパニ修理等)も致しております。

HPアドレスhttps://www.klangbrass.net
下記のリンクの欄からご覧ください。
工房の場所や情報、また中古楽器情報も掲載しています。

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