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ブラブラでグラグラ

このホルンですが、ある学校からお預かりしました。
学校で使用していたホルンで良くあることですが、ハンダが外れてそのままの状態で数年を経過し、全体的にハンダ剥がれが甚だしくなっておりました。
特にホルンという楽器は管同士のつながりが複雑でハンダ付けの箇所も多い楽器です。そのため一か所ハンダが剥がれると隣接する管がまた連鎖してどんどんハンダ剥がれが進行していきます。結果10か所以上も剥がれてブラブラの状態になり切羽詰まって入院ということになりがちです。
ところで、このハンダ修理というものは剥がれたところに油や汚れがあると新たなハンダが乗らず、その場でどうにか修理しようとしてもなかなか対処しきれないことが多くあります。そのため剥がれた部分の丁寧な下処理が、ハンダ修理の大きなキモになります。

NEC_0138.jpg
上の写真ですが、あらかじめお断りしておきますが壊しているのではなく、直している途中です(^^)
ハンダがたくさん外れている場合は、下処理をしっかりするためにも、手の届きにくい部分は敢えてハンダを外して処置をした方がいい場合があります。今回の修理もそういうわけでベルと本体部分に分割して各部の処置をおこないました。
こうすることで今後のハンダ剥がれのリスクは大きく軽減します。


NEC_0139.jpg
途中経過は写真がないのですが、ハンダが剥がれていたところはきれいに付いて修正されました。
また、ハンダ剥がれが直ると全体の響きが増します。剥がれていた時とはかなりハッキリと違いが出るので、早めの修理をお勧めします。
少ないハンダ剥がれならあまりお待たせせずに修理ができますので、早めにお持ちください。
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