寒い季節は要注意!! 音孔割れのお話∑(゚ω゚ノ)ノ
皆様、いつもご覧いただき、ありがとうございます。
北国秋田も、朝晩1桁台の気温で、冬も近づいてきております。
ところで、寒い季節になると、良く発生してくる修理が、クラリネットの管体割れ修理であります。
これがよく音孔にかかって割れているとこが多く、ほとんどの場合上管トリルキイ上から2つが、その犠牲となっております。
ここの割れがあまりにも大きくなりすぎると、音孔の形状が変形してしまい、タンポを新しく交換しても、まったく穴を塞げない事態になってしまいます。
こうなったら、音孔の歪んだ形をした部分が無くなるまで削って、新しく作った音孔の立ち上げ部分を接着します。
まずは、専用のドリルでガッと削ります。

これで音孔の形状は変形した部分は無くなりました。
何が大変って、まっすぐ削るのが意外と難しいんですよ、これが。(*´-д-)フゥ-3
そして、新たに作っていた音孔の立ち上げを用意して、
削ったところにキュっと嵌めて接着します。

嵌めてしばらくしたら、接着剤などをキレイに処理して、もう一度仕上げて完成です。
アップの写真です↓

あまり違和感なく仕上がりました。
これで音孔としての役割を取り戻し、タンポも綺麗にセットできるようになり、モレも無くなりました(´▽`*)
これでもう、多い日も安心(?)です。
新しく作る音孔は樹脂製のものが加工しやすく便利なので、採用しております。
当然ながら、もう音孔そのものが割れる心配はありません。
こんな感じで音孔の再生は可能なのですが、やはり割れを発生させないことが大事です。
急激な温度変化を極力避けて、少しずつ管体を環境に馴らしていきましょう。
また、音孔に溜った水分は、確実に取り除いていきましょう。\_( ゚ロ゚)ここ重要!
木製の楽器は上手に取り扱っていけば、何十年ももちます。
また、割れやすい・割れにくいに、楽器の値段の差はない(高級だから割れにくいなんてことは無い!!)ので、
こまめなケアをしてあげましょうね(・∀・)
ではまた(^^)/~~~
北国秋田も、朝晩1桁台の気温で、冬も近づいてきております。
ところで、寒い季節になると、良く発生してくる修理が、クラリネットの管体割れ修理であります。
これがよく音孔にかかって割れているとこが多く、ほとんどの場合上管トリルキイ上から2つが、その犠牲となっております。
ここの割れがあまりにも大きくなりすぎると、音孔の形状が変形してしまい、タンポを新しく交換しても、まったく穴を塞げない事態になってしまいます。
こうなったら、音孔の歪んだ形をした部分が無くなるまで削って、新しく作った音孔の立ち上げ部分を接着します。
まずは、専用のドリルでガッと削ります。

これで音孔の形状は変形した部分は無くなりました。
何が大変って、まっすぐ削るのが意外と難しいんですよ、これが。(*´-д-)フゥ-3
そして、新たに作っていた音孔の立ち上げを用意して、
削ったところにキュっと嵌めて接着します。

嵌めてしばらくしたら、接着剤などをキレイに処理して、もう一度仕上げて完成です。
アップの写真です↓

あまり違和感なく仕上がりました。
これで音孔としての役割を取り戻し、タンポも綺麗にセットできるようになり、モレも無くなりました(´▽`*)
これでもう、多い日も安心(?)です。
新しく作る音孔は樹脂製のものが加工しやすく便利なので、採用しております。
当然ながら、もう音孔そのものが割れる心配はありません。
こんな感じで音孔の再生は可能なのですが、やはり割れを発生させないことが大事です。
急激な温度変化を極力避けて、少しずつ管体を環境に馴らしていきましょう。
また、音孔に溜った水分は、確実に取り除いていきましょう。\_( ゚ロ゚)ここ重要!
木製の楽器は上手に取り扱っていけば、何十年ももちます。
また、割れやすい・割れにくいに、楽器の値段の差はない(高級だから割れにくいなんてことは無い!!)ので、
こまめなケアをしてあげましょうね(・∀・)
ではまた(^^)/~~~
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