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オーボエ復活大作戦 その2

メッキが完了して、キイとポストが戻ってきました。
今回の修理では、ポスト関係はピンクゴールドに、キイはシルバーの仕上げとなりました。
再生したキイも、最後にメッキがかかった状態になるまで、本当の意味での善し悪しは判断が難しいものです。
今回はうまくいきましたが、もしもうまくいっていない場合は、ここから不良部分の修正をして、もう一度メッキをします。
長年の勘というか、判断力が、下地の段階の面の仕上がりを見極める上で、大事になってきます。

20140222_132604.jpg

キイの大きな面の荒れが修正されて、新品のような感じになりました。
この辺は、特に難儀をした部分です。
20140222_132655.jpg
20140222_132611.jpg

下管のリングキイが見えますが、ここも荒れが大きいところでした。今回の修正では、削って磨いてだけで、綺麗になりました。
症状によって、様々な修正をしていきます。
20140222_132709.jpg

いよいよポストを組んでいきます。この辺まで来ると、割と完成までは一気にいけたりします。
ポストを組んだら、針バネを入れていきます。
20140224_100937.jpg

このように仮組をして、キイの動きを確認していきます。この時に針バネの長さも合わせていきます。
20140224_130022.jpg

タンポを入れていく作業は、写真をとっていなかったのですが、地味な作業なので、まあいいでしょう。(・∀・)
次の記事で、完成の姿をアップ致します。
また良かったら、見て下さい。
それでは(^o^)/~~~
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オーボエ復活大作戦 その1

約2ヶ月程更新を放置しておりました(;・д・)
様々なことをやってはいたのですが、記事をまとめることが出来ずにいて、ようやく作る事ができそうです。

その間、何をやっていたのかということなのですが、当方ではオーバーホール祭りのような状態でした。
そのうちの一つ、オーボエの再生の過程を、今回御紹介して参ります。

さて、このオーボエは、とある高校の所有の楽器なのですが、キイのサビが発生したりして長い間調整もできず、またキイの状態もかなり侵食が進んでいて、いわゆる寿命として楽器庫の奥で眠っておりました。

今回再生の依頼があって修理した訳ですが、まー大変でした(・・;)
状態をご覧ください。
20140107_102508.jpg
20140107_102633.jpg
20140107_102534.jpg
全体的に、キイの傷みが進んでおりますが、特に上の写真の上管3連リングキイが、なかなかの状態でした。

タンポを外して、下準備です。ネジはサビがひどかったので、全交換です。
20140107_102611.jpg


キイの荒れがひどかったところを、金属板と銀ロウを使って盛り、削って仕上げていきます。
左から順に仕上がり具合を並べてみました。こんな感じに仕上がっていくのがわかると思います。
20140206_174916.jpg

キイをアップしてみました。
初めの状態と比べると、元の形を取り戻したことがお分かりいただけるかと思います。
20140215_105523.jpg


色々ありましたが、取りあえずキイの再生は完了しました。
磨きを終えた姿です。
20140215_105343.jpg
20140215_105328.jpg

次回の記事で、メッキから戻った姿をご覧頂けるようにしようと考えております。
また次の記事も是非見て下さいまし。

それでは(^o^)/~~~
プロフィール

klangbrass

Author:klangbrass
管楽器修理工房Klangへようこそ!
当方は秋田県秋田市で管楽器修理工房をしております。
難しいと思われていたキイの再生などが得意です。
金管・木管問わず修理を受け付けていますのでご連絡ください。
打楽器修理(ティンパニ修理等)も致しております。

HPアドレスhttps://www.klangbrass.net
下記のリンクの欄からご覧ください。
工房の場所や情報、また中古楽器情報も掲載しています。

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