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年末年始の営業について

寒さが例年よりも穏やかで、春を迎えそうな秋田でございます。
しかし、これからいきなりドカ雪が来るのでないかと、日々恐々としております。

ところで、当工房は、年末は12/30~1/3まで、冬季休業を頂きます。
それ以外では、12/27が定休、12/28は午前休を予定しております。
御来店は、是非ご一報を頂けると、不在などで失礼が無くていいかと存じますので、よろしくお願いいたします。

さて、また近々発表致しますが、大好評Klangフェルトに新商品が追加されます。
メンマみたいなものも並んでいますが、食材ではありません。悪しからず。

来年もこのフェルトの拡売、並びに、さらなる修理技術の向上に努めて参りたいと存じます。

では、今日はクリスマス・イブ。  皆様のご健康と、音楽業界の更なる発展を祈念して。
゚☆。Merry Xmas。☆゚ ─=≡Σ((( っ゚∀゚)っ

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こんなこともやってます。 マウスピース再生 ~黒ルテニウム はじめました~

更新御無沙汰しておりました。

今回は日常的にやっている、割と依頼の多い内容の仕事だったけど、いままでここで紹介していなかった。
そんな内容をご紹介したいと思います。

今回依頼のお仕事は、30年程前に、中学1年生の時に買ったマウスピースを、未だにほぼメインで使用されていて、
メッキもだいぶくたびれてきていて、キズなどもだいぶ甚だしくなっているものの、この当時のものと現在の同じ型番のマウスピースとでは、リムなどの形状が違うために、このマウスピースを再生できないかとの内容でした。

もう1本も、同じくらいの年代の型番違いですが、同じくらいのくたびれ具合です。中古で手に入れて、こちらは色違いにするという内容です。

よく見ると、リムトップにもアタリがあって修正が難しいですが、慎重に作業を進めていきます。
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まずは、メッキの下の層まで、粗削りをします。こうすることで古いメッキを除いて荒れた下地を整えます。
特にリムとシャンクは、形状の変更があまりなされないようにしていきます。
ここまでが粗削りの工程です。
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続いて、荒磨きです。
前の工程での傷をここで磨いて滑らかにしていきます。
ここの工程で下地の状態がほとんど決まります。
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続いて仕上げ磨きです。
左が荒磨き、右が仕上げ磨き後です。伝わりますか(o'ω'o)?
ここで気になったキズや修正個所は、前の工程に戻って修正です。
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ということで、2本ともメッキ前の仕上げ磨きが完了しました。
リムにあったアタリやキズも綺麗に修正されました。
ここまでやって、初めてメッキに出荷できるようになります。
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そんで、メッキから戻ってきた姿がこちらです。
中古で入手した方が、黒ルテニウム(左)、メインで使用していた方がリムピンクゴールド+ボディシルバー(右)です。
こうなると、ほとんど新品です。
ある意味では、新品より下地の磨き込みの精度を上げているので、新品よりキレイです。
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お客様に引き渡した際には、かなりご満足いただけた様子で、その夜マウスピースを眺めながら酒を飲んだとの嬉しいご報告を頂きました。
その後もこのお客さんからは、また別のマウスピースを持ち込んで頂きました。有難いことですヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪




マウスピースはもともとの状態によってメッキ作業の金額が大幅に変化します。
作業時間がそのまま金額に反映されるので、今回のようなレベルだとそれなりの金額になってしまいますが、少々のシャンクキズくらいなら、案外お安く出来たりします。

ここで紹介した以外に様々な仕上げ(ピンクGP、グリーンGP、シャンパンGP、アンティークGP、プラチナetc・・・・)が可能です。
色見本を見たい方は、当工房まで来ていただければ、様々な仕上げの中古再生マウスピースがありますので、是非ご来店下さい。
もちろん販売しております。中には貴重なマウスピースもありますよ(o^―^o)



楽器店様からの下請けも行っております。ご依頼の際にはホームページからメール・お電話などでご依頼ください。

皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。m(_ _)m

こんなこともしてました。 ~小ネタ集~

今回は、あまり大きなテーマではなく、”やってみた”的な感じで、お送りします。
通常だとあきらめてしまいがちな修理の内容ですが、そこをあきらめずにやってみるとどうにかなる。
そんな内容です。

まず1発目は古いバスクラ(クランポンR26)の上管G♯キイですが、レバーの羽が折れて、しかもパーツ自体も紛失してしまっております。
当然メーカーでパーツ取り寄せなんてできるわけがないので、どうにか作るしかありません。


折れていた部分の根っこのところを整形し直して、洋白板(キイの材質として使われている金属の板。入手困難(。-`ω´-))を溶接します。
これが、なかなか角度とか難しいもんなんです。
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それをヤスリなんかで整形していって、キイの形を作ります。元の形を想像しながら作るので、設計図なんてありません。
形ができたら、磨いて仕上げます。
写真は磨きあがりの姿で、これからメッキに出して組み込んだら完了です。
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続いてはビンテージのキングのトランペットです。依頼内容は3rdトリガーが無くなっているのでパーツをつけてほしいという依頼だったのですが、輸入元に問い合わせても、当然そんな古い時代のパーツなんてありませんというお返事。。。
まあ、想定の範囲です。トリガーとそれを固定するネジを自作するしかありません。

トリガーはヤ○ハのパーツを取り寄せて、この楽器の台に合うように、形状を作り変えます。これでトリガーが可動式になりました。
また、トリガー固定のネジは真鍮丸棒を削って製作します。ネジのピッチはアメリカのインチサイズの規格なので、ネジ切りの時の旋盤の歯車選択が難しかったなーという記憶があります。
もっと機械の使い方を慣れていかないといけませんな (。-`ω´-)ンー
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組んでみるとこんな感じです。思ったよりも普通な感じにできました。
あとは磨いて、メッキ屋さんにニッケルメッキをかけてもらい、完成です。
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ちょっとしたことですが、部品が供給できなくなると、修理が困難になることが多々あります。
でも当工房では、どうにもならないことは、どうにもできませんが、どうにかなることは、どうにかします。(どういうことだ( ゚Д゚)ゴルァ!!)
ぜひあきらめずにお問い合わせください。

ここ最近の仕事あれこれ

ご覧頂いてる皆様、ご無沙汰でございますm(_ _)m

2月は殺人的なスケジュールをこなしながら、何とか乗り切りました。
前回の記事からどんなことをしていたのか、少しづつではありますが、ここにご紹介をしたいと思います。
もちろん仕事の全てではなく、ほんの一部ですが、当工房の日常が少し垣間見られるかと存じます。

まずは、全体としては数は多くない金管の修理から。
ベルから落としてねじれた状態のヘコ修正です。
大体同じ角度から写した、ビフォーアフターの写真があるのでご覧ください。

まずはビフォー↓
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そしてアフターです↓
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このくらいのレベルには、当工房で復活させることができます。
深い意味で、ラッカーの楽器よりシルバープレートの楽器の方が、修理は楽です。
取り掛かり始めれば、まずまず早く修理ができる部類のものです。


あ、修理とは関係ないですが、Bachの180MLラッカーの中古が入荷してきました。なかなか良い年代のもので、再生をかけてから販売をしようと企んでいます。↓
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今現在は、ラッカーを剥離して、生地の状態になっています。ちょっと仕掛けをしてからメッキをかけようと考えております。さて、どうしてくれようか(・∀・)



さて、最近サックス好きのお客さんが、いろんなネックを持ち寄って、ネックの吹き比べをしました。当方も、ピンクゴールドのネックを提供しました。
左から、総銀材+サテンプラチナ、ピンクゴールド、ゴールド、アンラッカーの各種です。
これは貴重な経験でした。スゲー面白かったです♪d('∀'o)
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結果、こちらのお客様は、ご自分のSSAXネックをプラチナに、お仲間の方にはアルトの新品ネックを当方でプラチナに加工して販売するというご依頼を頂きました。

それで、メッキから帰ってきた姿がこちらです↓ネックじゃないものも写っていますが。
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これで組み直してネックコルクを貼って完成です。

ちなみに、フリューゲルのパーツもゴールドプレートの依頼を受けていたので、こちらも一緒に帰ってきました。
テカテカしていてΣd(゚∀゚d)イカス!な感じです。
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最後は総銀のフルートを再生して、新品同様にして販売致しました。
キイ・管体は全て磨き直し、ワンポイントでヘッドクラウン・反射板をピンクゴールドにして仕上げました。ネックのメッキ戻りの写真で、ネックじゃないものが写っていたのは、これです。
もちろん、タンポも全て交換しております。
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お客様には、大変ご満足頂けたようです。こちらとしてもうれしい限りですv(o´∀`o)v


写真には写っていないですが、この他にホルンのマウスピースのサテンピンクやミラーピンクのメッキ依頼や、オーボエオーバーホールのキイ・キイポストもあります。

オーボエオーバーホールについては、また別の機会にご紹介を致しますので、もしこのブログの更新を楽しみにしているという方が、、、、もしも、そんな有難い方がいらっしゃるならば、完成の暁にはまた記事をまとめて、発表致します。

3月もまたメッキその他の修理が盛りだくさんなので、とにかく健康に気を付けて年度末を走り切りたいと考えております。

依頼をくださったたくさんのお客様、ありがとうございます。
そしてこの記事を見て当方に興味を持っていただけた、未来のお客様、ぜひご一報頂いた上で、ご依頼・ご来店お待ちしております。

では(^^)/~~~

こんなのも作りました(・∀・)

しばらくぶりのアップです。
今回は中古でマウスピースが入荷したので、そのメッキ再生をしたのをご紹介します。
上は24Kゴールドメッキ、下は光の具合で分かりにくくなっていますが、ピンクゴールドメッキです。
どちらも年代的には古く、V・Bachの旧刻印と言われているものです。状態的にはメッキがくたびれていたので、物はいいのだから新品に再生しようとして、磨き直して再メッキをいたしました。
どちらも新品と見紛うごときツルピカ具合です。


こちらは Bach 10-1/2C 24K GP
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こっちが Bach 9C PGP
ちなみにこれは早々に売れてしまいました。
NEC_0266.jpg

もちろん状態によりますが、今お使いのマウスピースでもこのくらいの状態に再生は可能です。以前このブログでもご紹介しましたが、サテンの仕上げもなかなかいいものです。
このように磨き直して再メッキをすると、リムの口当たりがかなり良好になり、使っていなかったマウスピースもメイン用として復帰するかもしれません。

メッキ再生はシルバーならば¥4,200(税別)から、GP,PGPは¥6,200(税別)から承っております。(
トランペットの場合)
1ヶ月近く(タイミングにより変動)かかりますが、プラチナメッキも致しますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。

こんなこともしています。

以前にメッキに出した際に少し違った仕様の物が欲しくて、こんなマウスピースも作りました。
Bachの5Gをサテンシルバーにしています。(ちなみにこのマウスピースはソッコーで売れてしまいました。)

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ちなみに下の物は筆者の私物でBuzzのリガチャーなのですが、そろそろ10年(!)も使っていて表面がくたびれてきたのでピンクサテンゴールドにしました。気分も音も一新!音の立ち上がりも早くなったように感じます。
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こうしたサテン仕上げの仕様は2週間ほどお預かりできれば作ることができます。
そのほかにもグリーンゴールド、シャンパンゴールド、プラチナなどもできますが、納期はタイミングにもよりますが1か月近くかかることもあります。
ミラー(鏡面)仕上げでシルバー、ピンクゴールド、24Kゴールドなどは1週間ほどでできますので、小物の仕上げを変えてみたい、今あるものを生かして音のグレードアップを図りたいという方は、ぜひお持ちください。

サックスのネック、ファゴットのボーカル、金管楽器のメッキなども致します。

オープン!!

今年10月にオープンしました、秋田市の管楽器修理工房Klangのブログにようこそ!
これから少しづつ作業風景等をアップしていきます。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
プロフィール

klangbrass

Author:klangbrass
管楽器修理工房Klangへようこそ!
当方は秋田県秋田市で管楽器修理工房をしております。
難しいと思われていたキイの再生などが得意です。
金管・木管問わず修理を受け付けていますのでご連絡ください。
打楽器修理(ティンパニ修理等)も致しております。

HPアドレスhttps://www.klangbrass.net
下記のリンクの欄からご覧ください。
工房の場所や情報、また中古楽器情報も掲載しています。

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